結成大会報道一覧

アジア人権人道学会結成大会報道一覧

北海道新聞』 2009年5月2日(事前報道)
アジアの人権、実態は NGOなど9日に学会設立
 脱北者が相次ぐ北朝鮮や、チベットなどの人権問題を考える「アジア人権人道学会」が九日、設立される。北朝鮮問題などに取り組む日本の非政府組織(NGO)や研究者が参加し、アジア各地の人権侵害の実態について情報の共有を目指す。多くの日本人妻も海を渡った北朝鮮への帰還事業から五十年を迎える今年、脱北者を含む難民問題の解決に向けてNGOの連携を深める狙い。参加するNGOは特定失踪(しっそう)者問題調査会、北朝鮮難民救援基金北朝鮮帰国者の生命と人権を守る会など六団体。
 結成大会では、特定失踪者問題調査会代表で拓殖大教授の荒木和博さんが「拉致問題の現在」、ヒューマン・ライツ・ウオッチ東京センター長の土井香苗さんは「アジアの人権状況と日本外交の課題」と題して報告する。タイでの北朝鮮による拉致や脱北者の実態や、ミャンマー、中国政府下での人権侵害の状況についての報告もある。
 事務局の明治大学情報コミュニケーション学部・川島高峰准教授は「NGOと研究者らが協力し、国際的にも情報発信していける場になれば」と期待する。総会は午後一時から、東京都千代田区神田駿河台一の一、明治大学リバティタワー十階、1103教室で。参加無料。問い合わせは、川島准教授(電)03・3296・2049へ。

毎日新聞』 2009年5月10日
アジア人権人道学会:アジアの人権研究 脱北支援団体など参加、結成
 北朝鮮や中国などアジア地域の人権問題を研究テーマとする「アジア人権人道学会」結成大会が9日、東京都千代田区明治大学で開かれた。研究者のほか拉致問題脱北者支援に取り組む団体幹部らが参加。会長に就任した川島高峰・明治大准教授が「(研究報告だけでなく)現場の活動や行政、国際機関との連携も図っていきたい」とあいさつした。
 特定失踪(しっそう)者問題調査会の荒木和博代表らが、拉致や脱北者に関する現状を説明。ミャンマーから亡命し来日した女性の報告や国際人権団体「ヒューマン・ライツ・ウオッチ」の活動紹介などが行われた。【曽田拓】

TBS 2009年5月10日放映
アジアの人権問題考える学会設立へ
 特定失踪者問題調査会脱北者支援を行うNGO、大学の研究者らが、アジアの人権問題を考える学会を初めて設立しました。
 「北朝鮮が日本人を拉致して、これが人権侵害であることは誰の目にも明らかなことでございます。その拉致被害者を取り返すことができないでいる現状というのも、これも人権侵害にあたるのではないだろうかと私は思います」(荒木和博 特定失踪者問題調査会代表)
 明治大学川島高峰准教授を会長として設立された「アジア人権人道学会」は、北朝鮮などアジアの人権問題を扱う学会です。
 脱北者支援を行うNGO団体や、拉致被害者救出を目指す「調査会」などと協力し、脱北者の証言や脱出経路などのデータを記録に残し、学術的に分析することを目指していて、日本やタイ人拉致被害者の救出への取り組みについて現状報告がなされました。


事務局

郵便番号 101-8301
 東京都千代田区神田駿河台1−1 明治大学研究棟512号室 
 明治大学情報コミュニケーション学部 准教授・川島高峰研究室
 TEL/FAX 03-3296-2049
 mail glhuman@kisc.meiji.ac.jp

入会方法
 創立会員の二名の推薦を必要とします。
 希望される方は事務局へお問い合わせください(メールでも、ファクスでも結構です)。
 その際、下記の項目をお伝えください。

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